
明治34年(1901年)創業。大阪市福島区にて大衆食堂「一冨士」を開店しました。食堂に訪れていた学生さんにテイクアウトサービスの提供を始め、婦人雑誌などでも紹介されるなど、お客様にご好評いただいていました。昭和2年には仕出部調理場を新設。今の一冨士の販売形態である仕出し・折詰弁当業務が始まりました。仕出し・折詰弁当業務とは一度にたくさんのお弁当を作り、依頼場所まで届ける形態のことです。昭和33年、自宅用のおせちの販売が始まりました。当時の会長が自宅用に調理場にたのんだものが評判を呼び、依頼が相次いだことが発端です。昭和39年に一冨士ケータリングの前身である「一冨士折詰株式会社」が設立されました。昭和45年開催の万博でも弁当を販売し、大変好評いただきました。その結果、NHKにも出演しました。平成に入ると社名を今の「一冨士ケータリング株式会社」へと変更しました。阪神淡路大震災の際は、緊急体制として通常の生産ラインをストップし、被災地への弁当供給に絞ってフル稼働しました。平成9年には食の安全を証明するHACCPのモデル事業にも指定されました。食の安全には強いこだりを持っており、120余年の歴史の中で一度も食中毒を出したことはありません。平成19年より学校給食事業を開始しました。そして、現在「大阪・関西万博2025」にも食の分野から盛り上げています。
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