創業者「翠利雄(91歳)」は1959年に現在の所在地である大阪市東住吉区東田辺にてみどり製菓を創業しました。
翠利雄は人を楽しませることが大好きな性格で、「大阪で仕事するからには人々の笑顔を繋ぐ仕事がしたい」「お菓子の美しさと美味しさで人々を笑顔にしたい」という想いで、
「半生菓子」と呼ばれる砂糖と水飴と寒天を主原料として煮詰めて動植物に見立ててかたどったのち、乾燥させて作る色彩華やかなゼリー菓子をなりわいとしました。
創業後まもなく、「お好みゼリー」を開発。
みどり製菓が作るいろどりと味わい豊かなゼリー菓子は人気を博し、お茶菓子やお供え菓子として全国の和菓子屋・百貨店・スーパーなどで販売され親しまれています。
みどり製菓の半生菓子は見た目の華やかさに加えて、製造工程において乾燥を行い水分量が10%以上30%以下で水分活性が低いお菓子の為、日持ちがします。
そのため、お盆やお彼岸の時期に先祖の仏壇へのお供えものとして日本全国で広く親しまれてきました。
生菓子のような見た目の華やかさに加えて、120日と日持ちが長いのでしばらくお供えした後に、お茶菓子として楽しむことが出来ます。
また、「茶道」の世界でもお茶と一緒に、味覚はもちろん四季折々の情緒を鑑賞できるお菓子として重宝されています。
その中でも「お好みゼリー」は様々な形・色合いがワイワイと華やかに詰め合わせられており、繊細な芸術的要素だけではなく、大阪らしい賑やかで楽しさも感じることが出来るゼリーとして認知されています。
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