前田直衛・画 『浪速の老舗』(第73回院展 無鑑査出品)
弊店社名の由来は、初代が文楽人形の絵柄などを玉子せんべいに焼き込んで評判を得た、
昭和20年ごろに遡ります。
当時、文楽の初代人間国宝・豊竹山城少掾よりその家伝の菓子に「文楽せんべい」
(伽羅浪速鑑:大阪の鑑となる菓子の意)の銘を受けて後、菓銘が社名となりました。
文楽の ゆかしき味は 浪速なる 人のかがみと たたへうたはむ
−山城少掾−
この銘文の進呈を受けた初代の感動を想起し、将来に向けて永々と伝えるため、
『世界に誇る人形浄瑠璃「文楽」を、商標に戴く幸せと責任を心得て、菓子づくりに精進します』
これを店のテーマと定め、私どもの社是と致しております。
あ
か
さ
た
な
は
ま
や
ら
わ