大阪産(もん)名品の会


大阪産(もん)名品の会

大阪産(もん)事業者の紹介

旭屋製菓 株式会社

創業者の小柄與三は、第二次大戦後の昭和24年に世界遺産合掌造りで有名な富山県平村(現・南砺市)より来阪、製飴の職に就きました。昭和27年より砂糖の統制が撤廃になると菓子業界は活発な動きを見せるようになり、弊社もその波に乗り、前身となる旭屋甘納豆製菓所を阿倍野区で開業。甘納豆製造を開始しました。
その当初は順風満帆とは行きませんでしたが、当時闇市跡から商店街となった鶴橋や天王寺から近い立地もある事からお得意先様にも恵まれ大阪の地で成長を遂げることができました。その後の自動車などの普及から運搬が容易となり、昭和48年に当時の都心部よりやや離れた現在の平野区に移転、現在も本社機能を担っております。
弊社が所属している大阪府甘納豆協同組合の会員数も過去には最大30社を超えておりましたが、2023年現在、弊社を含めて2社となっております。他社へのOEM供給を行える規模での製造を行っているメーカーは、大阪では弊社のみとなってしまいました。
現在、日本最大のコリアンタウンである御幸通りや鶴橋の商店街では、昔から『シルトック』という蒸し餅の材料としても利用されており、加工食材としても切っても切り離せないものとなっているおります。

 

 ●旭屋製菓の詳しい紹介はこちら